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現代美術TASAKA  建築パースTASAKA




このホームページは水彩画個人レッスンなどについてのものですが、ほかに現代美術制作をしています。そしてもう一つは

建築パースというあまりしられていない仕事。どれも表現は違いますが、僕としては変わりないひとつのものです。

何年か前オタフクホールディングス佐々木茂喜社長の依頼で新社屋アート制作依頼を受けました。

結局設計のほうにアプローチ外構を含め一体化をしたかったので提案し受領され、佐々木社長、会長からもとても喜ばれ

ました。

自分にとっても会心の出来だと今も思っています。ひろしま街ずくリデザイン賞に応募したところアート部門賞をもらいました。

久々の受賞でした。以降1年に一回は商工センター現地に行きますが、いつも大変整備され年月を経た今でも遜色なく、

嬉しい想いがします。今のところ僕のなかでは一番大きな作品です。

実はパブリックアート案はいくつもありますが、皆大変なお金がかかるもので実現にむけイメージを持っています。


ところで、もう一つの建築パースというのは図面から建物の完成予想図を描く仕事です。普通のパース屋さんと違うのは

図面がなくてもクライアントの想いやイメージを描き表すことです。ざっくり言えばデザインまでしてしまいます。

それも小さな物件は多少あるにしろ日本全国都道府県や国の都市計画や様々なプロジェクトなど大きな物件です。

広島の田舎の山のなかにいてそういうものをやっているのは時々不思議に思います。

メールで図面や資料のやりとりができるようになったのが大きいと思います。どうしても直接ということであればごくたまに

出張します。


実は数か月前2ヵ月間それがありました。誰もが知る世界的建築家とスーパーゼネコンからの依頼。

この仕事をはじめてまだ47年、ニューヨークでも世界的建築家シーザー・ペリなどの仕事をし、帰国してからも何故かスー

パーゼネコン、著名設計事務所などの経験がありますが、そのなかでもピカイチでした。大小関わらずどんな仕事がきても

全力で対峙する癖がありますが、難題が沢山でなにか凄い勉強になりました。結果は満足していただけましたが、僕のなか

では50%。しかし、これは現代美術制作にとてもよい影響を受けたように思います。

オタフクさんの仕事は1ヵ月間試行錯誤を続け、小さなあるものからヒントを受けイメージが鮮明に完成された映像として

見えました。

しかし、今回は全く違ってもがき苦しんでいると解決の光が見える、そしてまた壁にぶつかりもがき苦しんむ・・というそれら

の連続。稲盛和夫さんが追い込まれないと変われない・・という教えがありますが、まさにそのものでした。

盛和塾で30年稲盛和夫さんの薫陶を受けた方は僕のお師匠さんですが、その方の言われる「試練はプレゼント。乗り越え

られない試練はありません」のとおりでした。


お師匠さんと言えば、現代美術のお師匠さんは Sol Lewitt という現代美術の世界的巨匠さんです。

日本では99.9%の人は知らないし、作品を見ても理解不能です。十何年前に他界しましたが今だ世界では知らない人はい

ません。しかし、日本には全くなじみも理解もなく大変おかしなことです。

2年前か東京国立近代美術館の彼の wall Drawing が制作され今も展示されていると思います。ソルのなかでも大きな作品

ですが、制作したのはニューヨークのクロスフレンド。

自慢話のようですが、ニューヨークではソルのプロジェクトマネージャーとして沢山の作品をてがけました。

大好きなソルの仕事だけに没頭しすぎて自分の制作を投げ出してしまいました。ソル二の仕事に関わる人は皆そうです。

あまりの凄さに作家としてやる気がなくなってしまうのが常でした。  


話は長くなり大変脱線しましたが、このホームページの Link に建築パースTASAKA  現代美術TASAKA のHPがあります。

HPのノウハウを知らないので自作HPのため分かりにくいと思います。




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