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御手洗水彩画シリーズその6: 御手洗天満宮 Watercolor on Arches


御手洗水彩画シリーズその6:御手洗天満宮 Watercolor on Arches

幕末期、広島藩は薩摩藩と秘密貿易を行い、1863 (文久3) 年に御手洗

がその貿易港に指定されました。そのときの広島藩側の担当役人・船

越寿左衛門が、1871 (明治4) 年に社殿を寄進し、満舟寺三社堂に安置

されていた天神像を移したのが始まりで、その後、1917 (大正6) 年に

現在の規模の天満宮に再建されました。

そもそも天神像を祀ることになったのは、社殿の裏手にある「本川の

井戸」に由来します。江戸時代に記された伝承によれば、神功皇后が

朝鮮出兵に赴く際に立ち寄り、この井戸で手を洗ったことから、この

地を「御手洗」と呼ぶようになったとのことです。

しかしその後、菅原道真が太宰府へ左遷されたときに立ち寄り、この

井戸で手を洗ったという伝承が主流となり、「本川の井戸」の側に天

満宮が建立されたというわけです。

境内は、「天神桜」の愛称で親しまれた桜の名所となり、花見の季節

には、管弦の調べや芸子たちの笑い声で賑やかだったそうです。

境内には、菅公の歌 「我たのむ 人をむなしくなすならば 天が下に

て名をやなかさん」を刻んだ、自然石の大きな歌碑があります。

社殿の右手奥に進むと、「菅公手洗いの井戸」があり、正月には必ず

この若水を汲んで、書き初めを行ったそうです。

                       豊市民センターより

小さなひっそりとした神社で、すぐ隣には井戸があります。菅原道真

が立ち寄ったことから「学問の神様」がま祭られているともされ受験

にも効果ありとも聞いています。

御手洗水彩画シリーズ12点は2012年4月、切手シートと

して限定2000部で発売されました。

原画は湯河原の人間国宝美術館所蔵です。

また、現在この12点の水彩画は版画として300部限定発売中です。 版画のみ価格¥15,000円(税抜き) 額付価格  ¥20,000円(税抜き) 版画サイズ:275 X 180 mm 版画紙サイズ:298 X 210 mm 額サイズ :440 X 340 mm お問い合わせ・申し込みは田坂または以下コンタクトフォーム まで。

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