水彩画個人レッスンその2
画像はイメージによる作品です。
ところで、絵の上達のコツというものがあるとすれば 兎に角「楽しんで描く」ことにつきます。 色々創意工夫して試して、手と頭を動かすことです。 個人レッスンのときだけ描くというのは中々何といってもご自分の 個性や表現の確立に無理があります。 色んな既成概念にとらわれず自由な発想で行動する手を動かす だけですから楽しいのは当たり前です。 ああしてはいけない、こうしてはいけないというものはありません。 ですから、僕の個人レッスンを受けられる方々は皆さん其々実に 個性的です。 少し極論にはなりますが、理数系の方は細かい作業で積み重ねて 描いていくのが得意です。 文系の方は大胆派で細かい作業には向いてはいません。 理数系・文系どちらも持ち合わせているかたはどちらの表現も可能です。 経験から大体この3つに別れ、それぞれの指導方法が異なります。 向いていることこそ得意な方向ですから、そちらに向かえば楽しくなります。 向いていないことをすれば、当然辛いばかりで、やっていていること、絵を描く 意味もなにもありません。 また、時にうまくいかないことがあってもあんまりそこで頑張らず、切り替えて 新しくやる方が無難で楽しい方向に持って行ったほうが良いこともあります。 そこで「私はやっぱりダメだわ」な~んて考えず、「こういうこともあるよね」で 切り替える。 これって日々のいろいろなことが起こる人生にも言えることだとも思います。
中村天風さんの教えにも「心の置き所が大切である」とあります。
ネガティブな心が出たら、ポジティブな心に置き換える。すると物事も好転する、と。
「だからどんなことがあっても明るく朗らかに活き活きと颯爽として日々、人生を
生きなさい。」
まさに「御意!」です。