ギャラリーヨコタ 2015公募展
昨年のギャラリーヨコタ 20114 公募展金賞受賞作品です。
金賞になるとは本当に以外でした。銀賞は2回受賞しましたが、金賞は初めてだったので
やはり嬉しく思いました。投票してくれた方々に感謝です。
今年はやめようかな?と思っていたのですが、やはり出品することにしました。
そして、先週出来上がりました。
タイトルは「パリのカフェ」。昨年同様の額にホッチキスでアルシュ紙を水張りした作品です。
ホッキチスで水張りし、そのままにする乱暴さ?が気に入っています。
僕の知る限りこういう額装は見たことがありません。
広島市立町ギャラリーヨコタの公募展。
小さな公募展ですが、見に来た人が投票して賞が決まるというシステムがいいなぁーと、
毎年出品しています。
以下、作品画像が重複し申し訳ありませんがギャラリーヨコタ2015 公募作品展ポスター
です。搬入はもうすぐ。
皆様ふるってご参加ください。個人レッスン受講者の方々も勿論出品されます。
この水彩画ですが、僕は何故か1点透視の構図が好きなのでそんな構図作品
が沢山あります。
同時に好きなのがシンメトリー、そして今度はそれらを崩す作品です。
タイトルは「ニューヨーク」。
街を思い出しながら想像で描きました。
10年足らずのニューヨーク生活でしたが、大好きな街でした。
「自分につくずく合ってる街だなぁー」と思っていました。
しかし、滞在中その街を描こうなんて不思議に一度も思ったことはありません。
現代美術に夢中だったからだ と思っています。
今行けば、水彩画もさることながら壁の写真などいくらでも材料のある街なので、
限りなく撮影をして作品化することと思います。
ともあれ、「ニューヨーク」の水彩画ではNYの雑踏感やスピード感を出したいと
何故か思い立っての作品です。
後日少し物足りなさを感じて3点の大きなニューヨークを描きました。
この額ですが手作りで、「中浮かせ額」?は個人的にお気に入りのNYスタイル。
最近になってこのタイプの額が日本の市場にも出てきて、いいことだなぁーと思っています。
日本に上陸するのに20年かかっています。
壁に掛ける裏の処理はまだです。
簡単なのですが・・・ 現地NYとは全く違って非効率的なのです。
あともう少し・・・なのですが ・・・
ところで、絵を描くときですが、描く前に大体のイメージがあっていつもそれに向かって進む、
ただそれだけです。
イメージがあればやっていると自ずと進みます。
現代美術となるとイメージはもっとダイレクトに明確性があるので試行錯誤が
あまりありません。
試行錯誤と言うと少し語弊があります。
何故なら、楽しいプロセスなので ・・・
楽しいと言えば、個人レッスンでも楽しさを最優先しています。
楽しさから夢中に入れます。そうすると、個性が自ずと出てきます。
難しいことではなく、簡単なことで、いわゆるデッサンの必要性もありません。
デッサンをしなくてもデッサンが自然に身についてしまいます。
自分でもかなりユニークなレッスンだと思います。