ブランクーシのアトリエ
ブランクーシ、実際のアトリエです。おそらく本人の撮影と思います。ブランクーシはマンレイから
写真を学びその腕も素晴らしく、撮影の殆どは作家本人によると言われています。
作品は具象から抽象、そしてミニマルアートに辿り着き独創的な美しい世界を築きあげました。
マルセル・ディシャンとも交流があり、ディシャンは一時期ブランクーシの作品売買の仲介を
していました。
ともあれ、ピエト・モンドリアンにしろ具象から抽象、そしてミニマル、コンセプチュアルへと進む過程
は共通していて芸術の進化は殆ど同じプロセスを辿っているようです。
しかし、そのプロセスは今や現代美術の多様化のスピードのなかでまた別の形をとっている
ように思えます。しかし、この基本は変わらないでしょう。
芸術というものは本当に面白いものです。
芸術の創造と進化は無限なのでこれでいいというものはありませんから。
それは生命の基本的、究極的なカタチ・スタイル・有様と同様のように思います。
そう、感謝!の毎日です。