フッ!と浮かぶもの
タイトル:森のなか ケヤキ板・レジンなどのMixed Media
ニューヨークに行く前の年27才のときの作品。
東京青山での個展、メインの作品の一つ。
青山キラー通りの坂を上りきったあたりの建物2階。
ギャラリーではなく、エス・パス・ディネスというアパレルの新作発表会場。
空間が気に入り、個展開催。
この作品は何故かフッ!とうかんできてすぐに小さなメモ・・・
それだけで十分
そして、材料探しから始まり制作 ケヤキ板は4,5cm厚で大きな作品ですから
結構な金額になりました。
しかし、こんなのが浮かぶときはかなり幸せな気分。
結局、3点大きな作品を作り、あとは平面作品。
いままでにずっと少しずつというかポン!と出てくるものを小さなメモ
に描き止め、それを骨董の木箱の蓋を開け入れています。
もうかなりたまってる・・
プロジェクト予算見積だけで、何千万円かかる代物
ばかりで「それでは実現しないだろう・・」と安易に決断し
箱のなかへ鎮座します。
やはり、オタフクR&Dセンターみたく実現しないと面白くな
いな・・と深く反省の今日この頃、またフッ!と湧きメモメモ
・・・
高さ5,6M、10X10Mの白いキューブの空間に床全体の
2重床を設置し、ステンレスワイヤーのインスターレーション。
自在なパターンがあるので、和洋であれ、石造りのイタリアの
建築内部であれ自在に対応できる代物。
僕の知る限りどこにもない作品。
もう一つ備前焼で制作の高さ6メートルのオブジェのシリーズ。
これもない。
アートと建築、都市計画などやってきた僕だからこんなのが浮
かんでくるのだろな・・と思う今日この頃。
フッと浮かぶ一つ一つに勝手にワクワクしています(笑)
最近大きなプロジェクトについてばかり考えているけれど、実現しなければ
意味がないな・・・と