Sol Lewitt
ニューヨークではじめて手掛けたソル・ルイットのシルクスクリーンプロジェクトです
日本ではあまり知られていませんが、現代美術の巨匠・ミニマルアート、コンセプチュアルアートの
先駆者・代表者です
非常に尊敬するアーチストでしたので、彼の作品を制作するのは大変に嬉しく思いました
このプロジェクト後、様々な平面・立体を制作し、遣り甲斐もありました
ただ、困ったことには自分の制作をほぼ放棄してしまったことです
ソルの作品があまりに凄くてやる気が失せてしまったのです
私は帰国し彼の作品制作から離れ、ようやく自分の制作が少しずつ再開できました
ただ、帰国しても中々もとには戻りにくく、時間がかかりました
今では帰国したことは自分にとってラッキーだと思っています
今でもソルのことを思い出しますが、彼は本当に誰にでも好かれる人柄で
決して威張ることもなくいつもニコニコしている普通のオッサンでした
よくオーラがどうのこうのと言われますが
それが私にはよくわかりません 不感症なのかも?
在米中、ソルよりほかにも沢山の有名なアーチストに出会いましたが、
やはりオーラは感じなく、皆それぞれフランクで親しみのある人達ばかりでした
中には嫌な奴もいましたが、そんな人は後いい作品・仕事をしていません
ソルの話から少しズレましたが・・・・
何故にあんなにも傑作をこれでもかこれでもかと無限に芸術作品を出し続けられたのか!?
そこが大問題であります